山本タカト『ジャポネステティーク』 【サイン入り】

山本タカト美学の真髄は、作家が幼少期に憧れた挿絵の匠伊藤彦造の絵筆あるいは苛烈な色彩と描画で圧倒的な印象を刻みつけた月岡芳年の肉筆浮世絵の薫陶で画家をこころざし、かつてジャポニスムへの熱狂によって変容した西欧の影響を再帰的に受容あらたな山本ジャポニスムとして洗練昇華させた表現にある。最新画集『ジャポネステティーク』は、デビュー以来描き続けてきた浮世絵、日本美術の系譜につらなる山本独自の日本趣味・審美主義・耽美主義の集大成。『南総里見八犬伝』挿絵群・装丁画をはじめ、谷崎潤一郎全集のためのイコン、泉鏡花、岡本綺堂、横溝正史、山田風太郎、寺山修司、山白朝子(乙一)、劇団☆新感線等に提供した作品群のほか幽霊画・春画の連作等、山本ジャポニスム/エステティシスムの魅力が横溢するモノグラフである。

【仕様】
ページ数:120頁
サイズ:A4判、
上製、著者サイン入

【山本タカト プロフィール】
イラストの技法に浮世絵や日本画のフラットで繊細 なタッチを融合させ、「浮世絵ポップ」様式を発展させ洗練させた「平成耽美主義」様式を打ち出し、美少年、美少女たちの退廃、耽美を描く。

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